新年明けましておめでとうございます。今年度から21世紀。新しい世紀に入り、今世紀はめまぐるしく移り変わる世紀となるでしょう。そのような中でこの風のように雲のようにが、みなさんの移り変わりの息抜きになってくれることを願っています。
さて早いもので、今回で4回目。一年と言う月日が流れようとしていますが、この風のように雲のようにいかがでしょうか。夢、信頼…色々と取り上げてきましたが、今回はこの一年のまとめとして、『愛』を取り上げてみようと思います。それでは最後まで、ごゆっくりと…
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愛とはいったい何なんでしょうか。親子愛、友愛、愛国心、同性愛…ひとつ愛と言ってもたくさんあります。また、同じようなことを表すのに恋もあります。じゃあ本当に愛とは一体なんなんでしょうか。
僕の友達が言うには、恋は片思いで愛は両思いといいました。それを聞いたとき、「そうだなぁ」と納得させられました。しかしよくよく考えると本当にそうなのでしょうか。どれだけ国を愛していても裏切られるときもあります。どれだけその人を愛しても、伝わらない時もあります。ではそれを愛とはよんでいけないのでしょうか。そうではないでしょう。その人は本当に国を、人を愛していたのです。その気持ちに偽りはありません。でも…必ずしも愛は両思いにはならないのです。
では愛とはいったいなんでしょう。このことを悩みつづけて出た結果が今回のお題です。今回のお題はもうわかっていただけると思いますが、白紙です。愛とは白紙だと思います。いかに悩みや辛いことがあっても「愛」を感じているときは何もかも忘れていられる。たしかに愛があるから悩み苦しむときもあります。でも本当に「愛」を感じているときはそんな気持ちなんか忘れてその愛を感じていられます。これはすべての愛に通用します。たとえ国に裏切られたとしてもその人が愛した、愛を感じていた瞬間は何も感じず、その愛だけを一心に受けていられるようになります。愛とはそんなものではないでしょうか。
恋との違いもそこにあるのではないでしょうか。恋は会いたい、どうしても自分の物にしたい。という強い願望があります。しかしどうにもならないとき、もがき苦しみます。たとえ相手が一緒にいても、どうなんだろうと考えて悩んでいます。その部分が愛とは違うのです。愛と恋。似ているようで違うのはその部分ではないでしょうか。
これが長い間考えて出した私の出した結論です。
さて、ここまで話してきましたが、みなさんはいかが考えたでしょうか。私の考えは私のものです。みなさんは皆さんなりの考えを持っていると思います。私が正しくみなさんが間違っているなんてことはないんでです。どちらも正しいのです。ただ、いかに自分の中に確固たるものを持つことが出来るか、それをもとに行動できるかなのです。この一年間、みなさんにこのことを感じていただこうと文章を書いてきました。少しはみなさんの足しになってくれたでしょうか。それでは皆さん、次回春号でお目にかかりましょう。