2016年5月18日 履修学年:1年 単元:数と式
引き算のことを減法といい、その答えのことを差と呼びます。正の数同士の引き算は小学校でも習った通り、
と計算できることは理解できると思います。でもこの引く数を からどんどん大きくしていくとどうなるでしょうか。
を超えた時点で、小学校までの習ったことでは計算できなくなってしまいました。
ではどうすればいいのでしょうか。数直線を使って考えてみましょう。
上のようになります。つまり ですね。
それでは、最後の形に注目してください。
この形は足し算の と同じ図になっています。
つまり、 と は同じ答えになるのです。
では違うところはどこでしょう。それは、減法が加法に変わって、後ろの数字の符号がプラスからマイナスになっています。
実は、減法は加法に変えることができ、そのために、後ろの数字の符号を逆にします。
こう考えると、すべての減法を加法に変えることで、加法の計算として解くことができます。