2016年5月20日 履修学年:1年 単元:数と式
わり算のことを除法、そしてその答えのことを商といいます。これで 4 つの計算すべて出そろいました。こののことを合わせて四則といい、その計算を四則演算といいます。またそれぞれ一文字目をとって加減乗除と言うこともあります。
さて、実はわり算はそんなに難しくありません。
上の式を見てもわかるように、わり算はかけ算に直すことができます。
わり算の場合、割る数( の後ろの数)の逆数(分母と分子を入れ替えること)をかけることでかけ算に変えることができるのです。
このことを使えば次のわり算を計算できます。
をかければいいので
あとはかけ算なので、正の数と負の数の積は負の数で、絶対値は絶対値同士をかけ合わせればいいので
となります。ここからわかることは、わり算も掛け算と同じように考えることができるということです。
まとめると、「除法は、正の数同士や負の数同士の場合、符号は+に、正の数と負の数の場合は符号は-になる。絶対値は 2 つの数の絶対値をわった商になる。」ということです。